繁忙期の全体的な傾向

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おおよその傾向

全体的な傾向として、看護師の繁忙期は12月~1月だといわれています。年末年始は病院を受診できないので、その前後に患者さんが集中します。駆け込み需要に加えて、寒さで体調を崩す人が多くなるのも忙しくなる理由として挙げられます。年末年始は一般のサラリーマンも繁忙期ですが、看護師も同様に忙しくなります。
逆に、休暇を取りやすい時期は7月~8月だといわれています。様々な意見がありますが、普段よりは忙しくない職場が多いようです。お盆休みと重なるので、多くの看護師はこの時期に休暇を取得しています。
意外と忙しい時期が、新人看護師が入ってくる4月です。自分の業務に加えて新人教育も行わなければならないため、いつもより忙しくなります。看護師の忙しさは時期によって異なりますが、1年を通して忙しい傾向にあります。そのため疲弊しやすい仕事ではありますが、大きなやりがいがあります。上手にスケジュール管理をしながら業務をこなしていきましょう。

現場で働く看護師の声

現場で働く看護師にアンケートを行ったところ、特に忙しいと感じる時期はやはり12月~1月のようです。「正月に診察ができないため、不安を感じた患者さんが押し寄せる」「入院患者さんの数がいきなり増える」という声が多く聞かれます。また、4月も忙しいと感じる看護師が多いようです。「新人教育に時間を持っていかれる」「異動してきて慣れないスタッフのフォローに回ることが多くなる」といった声が多いようです。その他だと9月~11月が忙しいと感じている看護師も少なくありません。特に、個人経営のクリニックに勤める看護師はこの時期が忙しくなる傾向にあるようです。

診療科目によっても異なる

全体的な傾向について説明しましたが、繁忙期は診療科目によっても異なります。例えば、内科や小児科はインフルエンザや風邪が流行する9月~3月が繁忙期となります。皮膚科であれば、夏は汗疹や湿疹、冬は乾燥による皮膚トラブルへの対応が多くなります。耳鼻科は花粉症が流行する春先が繁忙期となります。
また、心臓外科は冬に患者さんが多くなります。特に多いのが心筋梗塞の患者さんです。温かい屋内から寒い屋外に移動する際、急激に血圧が上昇して心臓にストレスがかかり、心筋梗塞を引き起こしやすくなるためです。また、寒さによって心臓の血管が必要以上に収縮し、血流不全を引き起こすこともあります。国立循環器病研究センターの調査でも、心筋梗塞による死亡件数は1月に最も多いことが分かっています。

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